Tuesday, May 12, 2015

2回目の留学

もう5月だというのにまだ冬のジャケットが欲しくなる気候のシカゴです。
明日くらいから暖かくなるはず。。

大学院を始めてから約1年が経ったので、ちょっとまとめ的なことを書いてみようと思います。

8月にシカゴに来てから約10ヶ月と、信州大学在学時のオクラホマで交換留学で過ごした時間と同じ時間が経ったわけですが、1回目の留学と今回の2回目の留学は非常に違う経験になっています。

1回目のオクラホマでの交換留学は、何も知らない地に一人で行くのが初めてで、正直英語は長いこと勉強していたものの英語で外国人と会話をするという経験がほとんどない状態でした。

アメリカ到着初日から、「この人たち何喋ってんのかわかんない。」状態で始めたわけですが、最終的には英語の上達度はそこまでではないけどもある程度は普通に会話をして授業をこなすくらいにはなり、それよりもモノの考え方がとても変わり人間的にとても成長したのが一番の成果でした。

オクラホマ留学前は消極的、常にやる気無し、といった人生に満足していないような状態だったのが、留学を機に、自分が行動を起こさないと満足できる人生にならないと気づいたことで自分からいろいろ始め出したのが大きな変化でした。

その成長のおかげで2回目の留学はスムーズに始めることができました。英語を喋る事に対する抵抗はなく、初日から友達をつくって3日目には友達と飲みに行くという、オクラホマ時代には考えられない社交的な人間になっていました。(オクラホマ時代は授業にびびっていて引きこもって勉強をしていたばかりでした。)

この大学に日本人がほとんどいないということもプラスに働いているのかと思いますが、日本語を話す機会は親との電話と時々の日本の友達とのスカイプくらいなので、英語力の上達度はオクラホマにいた頃よりも大幅に向上したと自分でも感じています。

日本人が少ないということだけではなく、かなり社交的な人間になったということも大きな要因だと思います。「どうやってそんなに友達つくってるの?」とか「知り合い多くね?」のようなことを言われるまでになったくらい、いろんな人と会って話をしてという姿勢になったのが英語の上達の大きな要因だと思っています。
自分的にはまだまだ人と話すのはそこまで得意ではなく(特に初対面)、自分の社交度の低さにへこむことも少なくないのですが...

面白い話が、コソボ出身の 友人が、日本に留学している友人がいて彼女から聞いたらしいのですが、「日本人はとても親切だけども深く仲良くなるのは難しいと聞いたけど、これって本当?おまえ正反対やん。」的なことを言われました。

私は別に正反対な性格なのではなくむしろその通りの日本人だし、努力をして変えているつもりなだけです。そのままの性格ではここで成功する人間になれないと思って変えているつもりです。


日本人を見るのが初めてという人が多いだけに、日本人はみんな私みたいだと思われてしまう事が多いのがちょっと困っていますが...笑

努力の成果はあって、クラスメイトや教授と難しいディスカッションをしたりアメリカ人と一緒にプロジェクトに取り組んで分析・議論・プレゼンテーション等を積極的に参加してこなすことができるまでに成長しました。

まだまだへこむことも多く、改善点はたくさんありますが、この一年間では1時間スピーチをしても話しきれないくらいの経験をして、成長しました。

へこむことというのは、能力の欠如などからくることも多いですが、人種差別(無意識だったり、ジョークだと思ってしている人が多いです)によってへこむことも何度もあります。ですが、けなされて伸びる性格なのもありますが、そんなことを忘れさせてくれる兄弟のような友達がいることにも助けられています。

あと1年、もっと成長して、輝けるように頑張ります。

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