Sunday, August 31, 2014

シカゴ生活スタート


シカゴに到着して2週間が経ちました。
まずは忘れないうちにこの2週間少しで感じたことをいろいろ書いてみようと思います。

シカゴと聞いてすぐに場所が浮かばない人が多いように、
日本人にとってはあまり観光や留学の的にされていない場所なのかなと思いますが、
シカゴのダウンタウンはとてもきれいな街です。


こんな感じ。
私自身まだシカゴを観光しきれていないので、
シカゴについては今後いろいろ書いていこうと思います。


シカゴのダウンタウンからほんの少し南にある、
イリノイ工科大学(Illinois Institute of Technology:通称 IIT)という大学のビジネススクール(Stuart School of Business、日本でいう経営学部)の修士課程に入学したわけですが、この大学院を選んだ理由等は、
今後この大学について書く上で添えていこうと思います。


まず、到着初日は、アメリカ留学2回目ということもあり、シカゴには1回下見にも来ていたので
あまり心細くはなかったのですが、もちろんわからないことだらけ。

そんな時、大学で最初に出会った人が、偶然にも日本に少しいたことがあるというインド人で、
買い物に連れて行ってくれたり、ご飯に連れて行ってくれたり、
ランプを貸してくれたり(この寮の部屋には電気がない...)、とても親切にしてくれました。
理由は、自分が日本にいたときに日本人にとても助けられたから。
日本人はみな親切で素敵だと言ってました。

外国の方に、日本人にたくさん助けられたから僕もあなたを助けるんだよ、とはっきりと言われたのは記憶にあるだけで2回目。でも言葉で言われてなくてもそういう経験は何度かありました。
自分が素敵な国の出身で誇らしく幸せに思います。


それから1週間半くらいは授業はまだなく、オリエンテーション等がありました。
私は一人でいるのが好きな性格なのですが、
人と関わって外に出ないと英語も上達しないし新しい経験もできないと(前回の留学からの反省で)思い、授業もまだ始まっていないわけだしと、誘われたらできるだけNOと言わないようにしました。

おかげで授業が始まるまでに良好な人間関係を築け、充実した生活がおくれています。
この大学には留学生用の寮などはないので、自分で積極的にいろいろ顔を出さないと何も築けないのかなと思います。

この大学で未だ日本人が一人も見当たらないのですが、
留学生はかなりたくさんいます。
割合的には
40% 中国人
30% インド人
15% ブラジル人
15% その他
という感じ。

言い過ぎかもしれませんがとりあえず半端なく中国人が多い。
そしてそのほとんどの専攻がビジネス。
インド人はほとんどエンジニアリング系。
それぞれの国が現在求めてるものが顕著に表れてますね。

授業が始まってびっくりしたのは、
ビジネス全般のクラスにはいろんな国の学生がいるのですが、
マーケティングのクラスには95%中国人。
中国人じゃない人は、私、黒人の女の子、先生の3人のみ。

授業自体はどれも楽しそうなのですが、
いろんな国の人と関わりたかったのでこれにはちょっと残念。

ですがこの環境で一ついいことは、
授業内であるビジネストピックについて議論していて、
あなたの国ではどうですか?と言われたときに、私は強制的に答えなければならないので、
授業内で発言できなかったという前回の留学での反省はとっくに解消されました。

11年間教壇に立っている教授に、初めての日本人の学生だと言われました。
おかげで、日本のことをもっと熟知していなければという意欲もわいてます。


授業外での生活ではネットワーキングの甲斐もあって
イタリア人、インド人、ブラジル人、ブルガリア人、リベリア人あたりと仲良くしてます。


日本人だと言うとみんな珍しがって話しかけてくるレベルで日本人が見当たらないわけですが、
(話しかけてくる人はほとんどアニメ好きですが....)
日本=アニメ だけだと思われるのは少し納得がいかないので、
アニメ以外の日本の良さも伝えられるように、
日本に興味のある人をかき集めてJapanese Student Organizationをつくろうと考えてます。

また、このイリノイ工科大学は、たいていのアメリカ人は知っている大学だと思うのですが、
日本にはまだ全然知られていないので、この場を借りてこの大学のよさを伝えていこうと思います。



最後に、日本人にとって、シカゴと聞くと、「ギャング」「治安悪そう」というイメージだと思います。
確かにその通りの部分もあります。(毎日必ず最低2回はパトカーの音を聞きます。)
ですが、ギャングがいるのは私の大学よりはるか南に下った地域であり、
この大学周辺とダウンタウンにギャングやマフィアはいません。

それから、夜の独り歩きは男性であっても必ず避けなければならないことであり、
銃で脅されてお金・スマホ等が奪われている友人がすでにいます。

ですが危険区域を避け、夜であっても集団でいれば基本的に大丈夫だそうです。
(女性だけでは絶対だめだと思いますが。)

また、大学にはPublic Safetyといういわば大学ポリスのような、
強そうな警官たちがエスコートしてくれるというサービスがあり、男女ともにみんな利用していて安心です。


今回はここらへんで終わりにしておきますが、
私がブログを書くのが苦手な理由は、長くなるからです。
これ書くのに2時間くらいかな。(笑)
最初の数十分は何を書けばいいかわからない→書き出したら完璧に書きたい
という完璧主義がいけないので今後慣れていこうと思います。

ブログを書くことは、これから留学を考える皆さんが参考にできるだけでなく、
自分の気持ちや体験をまとめる訓練にもなりますし、
将来、当時何を感じていたのか振り返ることもできる、自分にもプラスになるツールだと思うので、
できるだけ書いていこうと思います。