Wednesday, February 18, 2015

インターンシップ開始


2月のシカゴです


日中気温 −7℃で、「今日あんまり寒くないね」と会話をするくらい成長しました。


イリノイ工科大学のスチュアートビジネススクールにはAdvanced Career and Educationという、留学生向けに(このビジネススクールの院生の約80%は留学生)アメリカのビジネスの世界で鍛えるという趣旨のトレーニングプログラムがあります。
たとえ自国で職場経験があっても、特にコミュニケーションの取り方や仕事への取り組み方がアメリカでは通用しなかったり、事情が違うことが多いということで、無料ですが必修のプログラムです。

このプログラムの一部に、職場トレーニングという名のインターンシップも含まれており、これが私がこの大学院を選らんだ理由のひとつでもあります。

このプログラムに関係して、言ってしまえばアメリカらしいな・・という問題に先月からぶちあたっていたので、ちょっと紹介しようと思います。


このインターンを始める前に、もちろんインタビュー(面接)があり、会社とのマッチングがあり、とある会社を割り当てられました。
その会社にメールを送っところなかなか返信がなく、数日後に電話をかけても出なかったので留守電を残したところ、翌日に電話をかけてきてくれたのですが、電話に出たら数秒後に無言のまま切られてしまいました。なのですぐに掛け直したら、「間違い電話です」と言われてまた電話を切られてしまいました。

わたしは、この会社があなたのパートナーですと大学から渡されていたので、大学のミスか?と思い大学のプロジェクトディレクターに電話で問い合わせをしたところ冬休みなので2週間後まで返事できませんと・・・ということでとりあえず、会社がこのACEプログラムに参加していることを忘れている可能性もあると思い、うちの大学と協定があるはずですというさらに詳しいメールを送ったところ、"Unfortunately, we are not hiring."と一言だけの返信が来たので、いやいや職探してるわけじゃないしと思いながらもう大学の対応を待つことにしました。

冬休みが明け、大学のプロジェクトマネジャーが会社に再度連絡をしたところ、また1週間経っても会社からは私にもプロジェクトマネジャーにも何も返事が来なかったので、プロジェクトマネジャーに状況を尋ねるためアポを取るメールをしたところこちらも返事はなし。3度ほどメールをしても連絡をくれず、インターンを始めなければならない日を過ぎても連絡をとってくれなかったので、オフィスを訪ねた2度目にやっとプロジェクトマネジャーに会うことができました。
そこで「メールみましたよ。僕もこの会社がどうなってるのかわからないので、他の会社でまだ学生が欲しいところがあるので今日連絡してみて明日連絡しますね。」とだけ言われました。
これだけの話なら会わなくてもやってくれよ・・・という感じですがやっと話が進んだという感じでした。

その後、また3日経ってもプロジェクトマネジャーから連絡がなかったのでメールをしても返事はなし。

このインターンをしないと卒業できないことになっており、大学が私たちに割り当てするはずなのにどうなってるんだと怒りの気持ちと半分諦めの気持ちでいたところ、たまたま大学内でプロジェクトマネジャーに遭遇し、話しかけようとしたところ、「ごめん、すぐメール送るね」と言われたので、また数日待つことにした。
最終的に、その後やっと1週間後ほどで新しい会社を割り当ててくれました。

メールがいかに効力のない連絡手段かということを思い知らされました。

私のメールの仕方がいけなかったのかもしれませんが・・・この場合は、学生が嫌でもやらなければならないプロジェクトであり、大学側が割り当てるはずなのにどういうことや・・・という感じでしたが。
なので友達にこの話をしたら、喜べと言われさえしました・・



新しい会社は偶然にも商工会議所で、(知っている人は私の商工会議所とのご縁を知っている。)といっても特殊な商工会議所で、主にアフリカンアメリカンのビジネスを中国のマーケットに繋げる手助けをしているところです。
通常の商工会議所がやっているような、地元のビジネスのネットワークをつくるようなこともやっていますが、ビジネスな面だけではなく文化の面での共生もはかっています。

私のボスは大変素晴らしい方で、すでにいろんな会社とのミーティングに参加したり、上司と一緒に商談や記者会見などに出向いたりと、いろいろな経験をさせてもらっています。

これからはもっとアメリカのビジネスやシカゴのことについても書いていこうかと思います。






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